プロポリスとグリーンプロポリスの違い
プロポリスについて調べていて、このブログにたどり着いた方も多いかもしれません。
そこで、疑問が湧いてきませんか?
普通にプロポリスとして販売されているものと、グリーンプロポリス。一体何が違うのでしょうか???
【プロポリスの有用成分の違い】
まず、普通のプロポリスに比べると色が緑色だから“グリーンプロポリス”と名前が付きました。
それはそうなのですが、色が違うというだけではありません。色が違うということは、ミツバチ達が集めてきたプロポリスの原料が違うということを意味しています。
プロポリスは巣の周辺にどんな樹木や植物が生えているかで変わってきます。
例えばハチミツでも、レンゲハチミツ・アカシアハチミツ・百花ハチミツなどなど、ミツバチが採集してくる花蜜の種類で名前が違いますし、それぞれ味も風味も変わってきますし効果や効能も異なってきます。
(参考記事:プロポリスとは)
同じようにプロポリスも、ミツバチが集めてくる若芽や樹脂・樹液などの種類によって色も変わりますし、味や風味・効果や効能も大きく異なってくるのです。
植物や樹木は自分で動くことができないので、外敵から身を守るために“殺菌・抗菌・抗酸化成分”を自ら分泌しています。
ミツバチ達はそうした植物の有用成分と、自分の唾液(酵素成分)を嚙合わせることでプロポリスを作っているのです。
(参考記事:プロポリスができるまで)
プロポリスは、ブラジルをはじめ、トルコ、アルゼンチン、イギリス、イタリア、ウルグアイ、エジプト、オーストラリア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニア、リトアニアなど、世界各国で採集されています。
プロポリスの原料となる植物としてよく知られているのは、「ユーカリ・ポプラ・アレクリン(バッカリス・ドラクンクリフォーリア)」などです。日本のミツバチも、わずかですがプロポリスを作っています。
ミツバチがプロポリスを作る目的の一つ目は、巣の周囲にプロポリスを塗り固めることで外敵が巣に入ってこれないようにすることとです。
二つ目は、巣を出入りする際に“殺菌・抗菌作用”があるプロポリスに体をこすりつけることで、自分の身を守るだけではなくて、何万匹もいる巣内の仲間たちにも菌などを感染させないようにする為です。
ミツバチの巣には何万匹も密集して過ごしている状態なのに巣の中は無菌に保たれているのは、このプロポリスのお陰なのです。
たしかに一匹でも細菌などに感染してしまえば、通常であれば周囲の仲間たちすべてに伝染してしまいますから、ミツバチの生命本能として何万年も前からこうして身を守ってきたのですね。
【グリーンプロポリスの優位性】
基本的には、どこの国の産地のプロポリスであっても「殺菌・抗菌作用」は期待できるでしょう。プロポリスはその目的でミツバチが作ったものだからです。
ただ、プロポリスの原料となる植物の種類によっても効果・効能などの作用は変わってきます。
外敵が多かったり、周囲の自然環境が過酷な場所に自生する植物や樹木は、それだけ強力な“殺菌・抗菌・抗酸化成分”を分泌します。周囲の環境に応じて、その外敵に対処できるだけの成分を分泌しているということです。
ブラジルは日本の国土の約23倍もある広大な国です。アマゾンなどが有名ですが、まだ手付かずの自然も多く残されており、植物にとって各国な環境が知られています。
そうした環境で自生する植物たちは、身を守るために強力な成分を分泌しているのです。
そうした成分を集めてくるミツバチ達は「アフリカナイズトミツバチ」といってその獰猛性で知られていますが、それだけではなくて他国のミツバチに比べてより広範囲からプロポリスの原料となる植物に若芽や樹脂を集めてくるのです。
ブラジル国内でも、「グリーンプロポリス」と呼ばれるプロポリスもあれば、「ブラウンプロポリス」と呼ばれるプロポリスもあります。
グリーンプロポリスは主に「アレクリン(バッカリス)」と呼ばれる植物が原料になるプロポロスで、ブラウンプロポリスの場合は主にユーカリ系の植物が原料のプロポリスになります。
どちらもそれぞれに原料が違うので、その効果・効能も異なってきます。
それぞれ免疫力向上などの為に利用されていますが、グリーンプロポリスの違いは「アルテピリンC」という抗がん作用が発見された有効成分が含まれていることです。
こうしたこともあり、世界中の大学や研究機関で次々とグリーンプロポリスが人体に有用な効果があることが新しく発見されてきている為、最近では日本国内に流通するプロポリスは圧倒的にグリーンプロポリスが占めています。
プロポリス自体が人の健康にとても有用なものですが、さらにグリーンプロポリスは品質や効果・効能が実証されたプロポロスになるので「プロポリスの王様」として知られるようになりました。
(参考記事:グリーンプロポリスとは)
ぜひ、健康問題で悩みがあるのでしたら、グリーンプロポリスを飲んで解決のお手伝いができれば本当に嬉しく思います。
(参考記事:プロポリスの比較と選び方)
2023年05月09日のつぶやき
健康食品とサプリメントの違い
よくテレビや新聞、インターネット等で「健康食品」「サプリメント」の広告を目にすることがあると思います。
そこでなのですが、健康食品とサプリメントって一緒じゃないの?と思いませんか?
健康食品を英語でいうとサプリメント?って思ってしまったり(笑)
そこで、知っているようで知らない、健康食品とサプリメントの違いを紹介します。
【健康食品とサプリメントの違い】
まず、健康食品もサプリメントも法律上の定義はなく、健康の維持・増進に利用する食品のことです。そして、健康食品のなかにサプリメントは分類されています。
健康食品は、例えば食物繊維・オメガ3脂肪酸・プロバイオティクス・ビタミン・ミネラルなど、天然素材を含む栄養素を豊富に含みますが、各成分は低用量で含まれることが多く、カプセルタイプ・錠剤タイプ・液体タイプなど形状も様々です。
簡単にいえば「色々な栄養素をバランスよく摂取して健康に役立てよう!」というものが健康食品です。
最近忙しくて食生活が乱れているから、色々な成分をバランスよく摂取しようみたいな感じですね。
一方でサプリメントは、ビタミンやミネラルなど健康の維持増進に役立つ特定の栄養素、ビタミン、ミネラル、ハーブ、アミノ酸などの高用量の栄養素を含む食品補助剤であり、一般的にカプセル、錠剤、粉末などの形で摂取されます。
例えばドラッグストアなどで「ビタミンC●●g配合」「アミノ酸●●」「亜鉛」などの、カプセルタイプや錠剤のサプリメントが沢山販売されていますよね。
簡単にいえば「特定の栄養素を沢山摂取して健康に役立てよう!」というものがサプリメントです。
最近忙しくて野菜をしっかり食べていないから、ビタミンをサプリメントで摂るみたいな感じですね。
健康食品の場合は、特定の成分の量は少なくても沢山の成分をバランスよく摂取する目的で、サプリメントの場合はある特定の成分を高用量で摂取する目的で飲むと考えればいいかもしれません。
【健康食品とサプリメントの原料】
健康食品の原材料は、化学的に合成された栄養素を含むものもありますが、基本的には天然素材の成分を含むものが多いことが特徴です。ただし、値段は高価なものも多くなります。
一方でサプリメントの原材料は化学的に合成された成分が主なので、比較的安価に購入できるものが多いようです。
サプリメントの原料には「分子の主要な構造を変化させて製造された化学合成原料」と、「野菜、果物、酵母等から抽出された天然由来の原料」があります。
合成原料は安価で高濃度というメリットがありますが、不要な化学物質混入の危険性もあります。
一方で、天然原料は吸収率や体内での働きの面で化学合成品より優れ、何より食べ物に近いというメリットがありますが、価格が高く、濃度が低いというデメリットもあります。
健康維持・増進の為に天然素材にこだわるのであれば健康食品(高価)、天然の素材にこだわらずに安価に購入したいのであればサプリメントを選択することもできそうです。
原料が天然由来か合成かは、パッケージの表示で判断することも可能です。
製品パッケージの原材料表示には、天然原料を使用している場合には、大豆油(ビタミンE含有)や、酵母(ビタミンB1含有)など、食べ物に近い名称が並ぶことになりますが、合成原料を使用した場合には「VB1」「ビタミンB1」など、成分名がダイレクトに表記されます。
【健康食品とサプリメントの効果の違い】
健康食品とサプリメントの効果の違いは、人それぞれ個人差があるので一概には言えません。
ただし、どちらも長期的に飲み続けなければ効果は薄いと思っていいでしょう。体に栄養を取り込んでも、基本的には殆ど尿や便として体外に排出されるからです。
そういう意味では、体への吸収率が高い健康食品の方が効果は高いといえるのかもしれません。
本来、体にとって異物である化学合成物質は、どうしても体への吸収率や働きという点では劣るからです。
安価なものがダメだとは言いませんが、安価であるには安価にできる理由があるということですね。
いずれにしても、健康食品やサプリメントだけを摂っていて健康になれるという訳ではありません。あくまでも、日々の食事や生活習慣が一番大事なのです。
健康食品やサプリメントは、日々の足りない栄養だったり、追加して必要な栄養を摂るという考えで摂取することです。
【プロポリスと健康食品の違い】
プロポリスも健康食品に位置付けられます。ただ、人為的に加工されていない天然のプロポリスは、一般の健康食品とは明確な違いがあります。
プロポリスは数千年前から、人が傷の治療薬として利用してきた歴史があります。
ミツバチ自身は人類よりも前に存在していたといわれますから、ミツバチが作るプロポリスは数万年、数十万年という歴史があるのです。
(参考記事:プロポリスとは)
プロポリスは決して人為的に作ることができません。
それは、これだけ科学が進んだ現代においても、解明されていない成分が数千種類といわれるほど多種多様に含まれているからです。
プロポリスで知られている有効成分はフラボノイドやアルテピリンCといった成分が有名ですが、微量な成分を含めると現代科学をもってしても解明できないほどの数があるのです。
例えば数種類の成分しか含まれていないものであれば、それぞれの及ぼす体への作用、またそれぞれの成分の相乗作用は比較的簡単に解明できます。
でも、判明しているだけで数百種類、判明していない成分を含めると数千種類ともいわれる天然のプロポリスの、それぞれの成分の相乗作用までは解明できるはずもないのです。
プロポリスはミツバチが作る天然素材ですが、その成分はミツバチの住む周辺の環境によって変わります。
ミツバチは植物の若芽や樹液などを集めてプロポリスを作っていますから、周辺にどんな植物や樹木があるかで変わってくるのです。
ですから一概にプロポリスといっても、採取された地域によっても全く別の物質になるのです。
(参考記事:プロポリスができるまで)
そうした、まだまだ未知の物質で歴史があるプロポリスと、最近出てきたような健康食品を同列にすることはできないのです。
「あれに効果があった」「これにも効果があった」という話は沢山ありますが、基本的には人の免疫力や抵抗力を強化しているとしか思えない例が沢山あります。
(参考記事:効果・効能・副作用)
ぜひ、健康の悩みが深刻であればあるほど、プロポリスを飲んで神秘の力を実感していただけると嬉しいです。
2023年04月25日のつぶやき
プロポリスを飲んだ方がいい人
JUGEMテーマ:健康食品・サプリメント
プロポリスは、ミツバチが木の樹皮や若芽から集めた樹脂を噛み砕いて作る物質で、天然の抗生物質や抗酸化物質などが含まれています。
プロポリスを摂取することで、免疫力の向上や疲れの回復などの効果が期待できます。
プロポリスを飲んで効果・効能を期待できる人は以下のような方です。
【プロポリスを飲むのにおすすめな人】
1、免疫力が低下している方・・・病気やストレス、睡眠不足などによって免疫力が低下している方は、プロポリスを摂取することで免疫力の向上が期待できます。
2、疲れが溜まりやすい方・・・仕事や家事、育児などで疲れが溜まりやすい方は、プロポリスを摂取することで疲れの回復が期待できます。
3,アレルギー症状がある方・・・花粉症やアレルギー性鼻炎などのアレルギー症状がある方は、プロポリスを摂取することで症状の緩和が期待できます。
4、口内炎や歯肉炎など口腔内のトラブルがある方・・・プロポリスには抗菌作用があるため、口内炎や歯肉炎など口腔内のトラブルがある方は、プロポリスを口に含んでうがいをすると効果的です。
ただし、プロポリスは蜂アレルギーがある方などはアレルギー反応を引き起こすことがあるので、初めて飲むときは少量から始めて様子を見ることが重要です。
2023年03月24日のつぶやき
プロポリスの種類と比較
プロポリスは世界中のミツバチたちが作っています。
例えば、日本固有のミツバチである“ニホンミツバチ”もほんの少しですがプロポリスを作っています。
でも現在、世界中で圧倒的に流通しているのはブラジル産のプロポリスです。
一体なぜでしょうか?
【プロポリスに違いがあるのはなぜ?】
プロポリス自体は、決して人が人工的に作ることができない物質です。
なぜかというと、数千種類ともいわれる有効成分を含んだプロポリスを作ることが不可能だからです。
そもそも、プロポリスは現代科学で解明されていない未知の物質でもあります。
数千年も前から人類が利用してきたにも関わらずです。
例えば、ハチミツは働きバチが花の蜜を集めて作ります。これはご存じでしょう。
ローヤルゼリーは、花粉や花蜜を食べた若い働きバチが咽頭線から分泌する物資で、どちらも栄養補給の為に作っています。
これに対しプロポリスは、プロポリスを作る専門のミツバチ達が巣の周囲にある樹木や若芽をかじり、自分の唾液物質パロチンと嚙み合わせて全く別の物質を作っています。
その目的は、巣の内外に塗り固めて巣全体を外部からのウイルスや菌から守るために作っているのです。
ということは、巣の周囲にどんな植物や若木があるかで成分が全く異なってくるのです。
ですから、世界中のミツバチ達が同じようにプロポリスを作っていても、その周囲の植物などの環境によって全く効果が異なってくるのです。
もちろんその植物も周囲の環境によって、どんな成分を分泌するのかが異なってきますから、同じプロポリスができるはずもないのです。
【ブラジル産プロポリス】
冒頭で世界で一番流通しているのがブラジル産プロポリスだとお伝えしましたが、これには理由があります。
ブラジルは日本の国土の23倍もある広大な国で、資源大国としても有名です。
鉄鉱石や原油などの資源だけではなくて、小麦などの穀物や、鶏肉などの畜産産業も盛んです。
世界の台所としても知られています。
そんなブラジルですが、アマゾンなどでも有名ですが、自然環境も大変厳しい国なのです。
外敵が多い自然環境であることもあり、植物なども自分を守るために強力な成分を分泌しています。
それが「ファイトケミカル」です。ファイトケミカルは、ポリフェノール・ケルセチン・カテキンなどの抗酸化物質の総称ですが、現代でも新しい効果・効能が次々に解明されている物質です。
大変厳しい自然環境で生きているミツバチ達は、外敵から自分たちを守り子孫を繫栄させるためにも、そうした植物から強力なファイトケミカルと自分の唾液パロチンを組み合わせて、抗菌・殺菌作用に優れたプロポリスを作り出しているのです。
また、ブラジルのミツバチは、“アフリカミツバチ”と、“セイヨウミツバチ”が交配した「アフリカナイズトミツバチ」です。
このアフリカナイズトミツバチは攻撃性が強く獰猛ですが、非常に体力があって、普通のミツバチよりも広範囲を活動範囲としていて、プロポリスを大量に作る能力にも長けています。
ブラジルのミツバチが作るプロポリスには、主に「ブラウンプロポリス」と「グリーンプロポリス」です。
ブラウンプロポリスは、ユーカリ系の植物の有効成分を多く含むプロポリスで、色がブラウン(茶色)なので“ブラウンプロポリス”と呼ばれます。
対してグリーンプロポリスは、バッカリスという植物から有効成分を集めて作られたプロポリスで、色がグリーン(緑色)なので“グリーンプロポリス”と呼ばれています。
どちらのプロポリスが優れているという訳ではなくて、目的の効果・効能によって飲み分けるといいかもしれません。
【グリーンプロポリス】
ブラジル産プロポリスにも、主に「ブラウンプロポリス」と「グリーンプロポリス」がありますが、より世界的に有名で流通しているのがグリーンプロポリスです。
グリーンプロポリスには有名な“アルテピリンC”という有効成分が含まれています。
アルテピリンCは、プロポリス研究の第一人者である川崎医科大学名誉教授の大本哲夫博士によって、医薬品に匹敵する抗菌性・抗がん性があることが突き止められた成分で、1998年に日本癌学会で発表されました。
アルテピリンCの基礎研究の為に行われた実験では、肺がん・胃がん・咽頭がん・悪性リンパ腫・白血病など15種類のがん細胞の試験管培養成分に対して実験が行われ、3日以内にほとんどのガン細胞が死滅し、抗がん作用による強い増殖抑制効果があることが判明しています。
またマウス実験でも、がん細胞の増殖が止まり、がん細胞が小さくなっていたことが報告されています。
これはグリーンプロポリスの判明しているだけでも数百種類のうちの一つの成分にすぎませんが、他にもフラボノイド類やフェノール類などの多種多様な有効成分が含まれています。
こうした科学的にも判明している多大な効果・効能から、「プロポリスの王様」と呼ばれるほど有名になっています。
知名度が高いだけでなく、他のプロポリスと比較してみてもそれだけの効果・効能を実感している人が多いからこそ、人気を集めているのかもしれません。
決して科学的に100%解明されている物質でありませんが、数万年ともされるミツバチの歴史が作り上げたプロポリスを、健康のために役立てることができるなら、試してみる価値はあるといえそうですね。
2023年02月22日のつぶやき
薬を飲んで治すか、それとも…
私たちは生まれた時から、薬を飲むことに慣れています。
風邪をひいたら‟風邪薬”、頭痛だと‟鎮痛薬”、胃が痛くなれば‟胃薬”、さらに癌になってしまうと薬の中でも一番最強(最恐)の‟抗がん剤……でも、それって本当に正しいことなのでしょうか?
【西洋薬と漢方薬の違い】
今の日本で普通に薬を飲むとすれば‟西洋薬”が圧倒的に多いでしょう。
ところで、西洋薬の原料をご存じでしょうか?
西洋薬の原料の多くは石油から人工的に作られた化学合成物質で、その多くは一つの成分で構成されていて、一つの疾患や一つの症状に強い薬理作用を示します。
でも、私たちの体にとっては完全に異物であり、本来の自然な体内バランスを崩すことにもなります。
それでもなぜ西洋薬を飲むのかというと、即効的に効果が表れるため、例えば耐え切れないほどの頭痛で仕事すらできないというような時に、薬を飲むことで何とかその場を乗り切れるからです。
それに比べ‟漢方薬”の場合は、天然の生薬を使用し、一つの薬(処方)は原則として2種類以上の生薬で構成されているので、多くの成分を含んでいます。このため、漢方薬は一つで様々な症状に対応することができます。
ただし西洋薬と違い、効果は比較的に緩やかに効いてくることになるので、即効性という意味では西洋薬が勝るでしょう。
漢方治療が向く病気は、病院で検査をしても異常がないのに自覚症状があるような病気です。原因が特定できない慢性の病気や、体質的な問題の病気には漢方が向くことが多いとされています。
逆に病気の原因が特定できていて、原因別の治療が可能だったり、手術が必要だったり、緊急を要する疾患、重度の感染症などには西洋医学のほうが優れているということになります。
目的と用途に合わせて使い分けることが大事だということですね。
【薬の常習性と危険性】
薬は使い分けることが大事なのですが、病院に行くと薬ばかり処方されるので飲み続けることになる人も多くいます。というよりも、薬を貰うために病院に通院する人が大多数です。
高血圧の薬などが代表的な例ですが、高血圧の薬を飲んで血圧を下げるのですが、薬を飲むことで高血圧が治ることはありません。薬を飲まなければ、血圧がすぐに高くなるので飲み続けるしか方法はありません…
また薬は一定程度飲み続けると体に耐性ができてしまうので効かなくなってきて、さらに強い薬、もっと強い薬を処方されるようになり、ほとんどの方は高血圧の薬を死ぬまで飲み続けることになります。
薬を飲まなければ血圧が上がってしまうので、多くの方は仕方なく飲み続けることになるのです…
また、薬は体に良いものだと勘違いしがちですが、麻薬中毒やアルコール中毒と同じく‟常習性”があります。薬によっては下手をすると麻薬よりも常習の危険性が高いとされていて、もちろん体に害になってしまいます。薬で廃人になってしまう人もいるくらいです。
お医者さんの言うがままに薬を飲み続けるのではなくて、あくまでも‟対症療法”ということを自覚しておきましょう。今起きている症状を抑えてくれるだけであって、病気の原因を根本から正すことが重要だということですね。
他人に自分の体を任せるではなくて、自分自身で守り・維持していくことが何よりも大事なのです。
【薬が免疫力を低下させる】
通常、風邪をひいた場合は熱が出ますよね?それは何故なのか考えてみたことはあるでしょうか?
風邪は、外から体内にウイルス(異物)が入ってきた状態です。体はそのウイルスをやっつける為に熱を出すのですが、それが苦しいからと薬を飲んで無理矢理に熱を下げてしまうと、どうなるでしょうか?
体がウイルスをやっつける為に熱を出していたのに、それを薬(異物)を飲んで強制的に熱を下げられたのですから、そういうことが続くと体は自分の免疫力で治すこと自体を止めてしまわないでしょうか?わざわざ働かなくても、薬を飲んで勝手に熱が下がっていくからです。
そうやって徐々に体本来の力が自ら働くことのない状況が続くと、自分自身の免疫力が弱っていくことになります。薬を常習していなければ自分自身の免疫が働いて改善してくれるはずなのに、その力が無くなっていってしまうのです。
【プロポリスなどの自然療法】
プロポリスはミツバチが自然の樹木から樹液や若芽を集めて、口の中で嚙合わせることで作る完全に天然の産物です。何千年も前から人類に利用されてきて、傷や病気の治療に利用されてきました。
(参考記事:プロポリスとは)
化学物質などが含まれていないので体にも優しく、安全だといえます。ただし薬のように即効性がある訳ではないので、それこそ継続して飲み続ける必要があるともいえます。そうやって病気の根本の体質から改善していくのです。
体質を根本的に改善していく目的で飲むものなので、継続できないようなら初めから飲まないほうがいいかもしれません。
でも常習性はないので、体質が改善後は飲まなくてもいいともいえます。健康を維持し、病気を予防するためには飲み続けたほうが間違いなく良いのですが…
病気や体調不良の根本的な原因は、体の抵抗力(免疫力)が弱かったり生活習慣が原因です。その原因を取り除かずに一時的に薬を飲んで治ったような気がしていては、蓄積されて後々に大きな病気となって現れかねません。
そのためにも日頃からの生活習慣や軽い運動も大事ですし、免疫力を高めて病気の原因を根本から改善し、いつまでも健康を保ち続けていくことが一番大事なのです。
人の体質は千差万別なので、プロポリスだけが答えではないかもしれませんが、まずはプロポリスを飲んでみて自分に合うかどうかを実感することは、メリットになることはあってもデメリットになることは絶対にありません。
ぜひ、何か健康のお悩みを抱えているのであればプロポリスを試していただければ本当に嬉しいです!