対症療法の利点とは
【対症療法と根本療法の違い】
対症療法とは、症状の改善だけを目的とした療法です。
言い換えると、病気のもとになった原因を改善するのではなく、病気のために生じた症状を軽減する療法ということです。
病院で処方される医薬品の大半は、この対症療法の範疇に入ります。
それに対して、根本療法(原因療法ともいう)は、病気になった原因を正す療法です。
・病気になった原因が免疫の低下によるのであれば、免疫を向上させる。
・症状の原因がアレルギー体質によるのであれば、体質を改善する。
・ストレスや精神的な鬱屈によるのであれば、カウンセリングや心理的なケア、生活スタイルの調整を促す。
という具合に、大元を正すわけです。
プロポリスは、この根本療法に入ります。
プロポリスは身体の免疫力を強化する作用が知られていますし、免疫機能を正常にすることによって、免疫異常が原因のアレルギー体質を改善することにもなるからです。
【対症療法の利点】
対症療法は、病気の表面だけを治して内面には効果がないように聞こえますが、実はそうとも言い切れません。
対症療法のメリットといえる点について少し考えてみましょう。
そもそも、私たちの周りには病原菌や雑菌、ウイルスなどが常にうようよしているのです。
でも、そう簡単に病気にならない理由は、私たちの体内に元来備わる防御機構、免疫があるからです。
免疫機構が、体内に絶えず侵入してくる病原菌などの外敵を退治してくれるので、病気にならずに済んでいるのです。
病気の原因は多くの場合、その免疫が弱ってしまったことにあります。
対症療法の利点ですが、対症療法は病気の症状を緩和することで患者の体力消耗を防いでくれます。
そして、その間に免疫が回復して病気の原因を叩いてくれるのを待つのです。
つまり、免疫が快復するまでの時間稼ぎをするというのが、対症療法の利点です。