乳ガンとホルモンとプロポリス
「乳ガン」は、女性にとって気になるキーワードとなっています。
乳がんは、30歳代と比較的若くして罹患する人も多く、40~50歳代に至るまで発症率の高いガンです。
乳がん罹患率は、ここ日本では数十年前と比べて徐々に高くなっています。
これは、脂肪分の多い近代的な食生活が関係しているそうなのです。
乳がんの死亡率は、脂肪を摂取する量と平行して、たしかに増加しています。
どういうことなのでしょうか?
【乳がんのきっかけになるホルモン】
乳がんの増加と脂肪の摂取がどう関係しているのかというと、ホルモン分泌がカギとなります。
脂肪を摂取すると、体格は増強されます。
しかし同時に、脂肪を摂ることでそれだけホルモンも分泌されるのです。
ホルモンが多く分泌されると女性の体はそれだけ早く成熟し、初潮が12〜13歳と昔に比べるとかなり早くなりました。
閉経は50歳頃と、これも昔に比べて延びています。
女性が一生のうちに経験する生理期間は非常に延びたのですが、それに対して妊娠や出産、授乳の回数は大変減っています。
昔は一人の女性が3人以上子供を産むのは当たり前という時がありましたが、現代では平均出産率は一人当たり1人です。
子供を産まない女性も全く珍しくはありません。
妊娠の回数が少ないと、反対に排卵回数が増えるということになります。
そして、排卵のたびに卵胞ホルモンが分泌されるわけです。この卵胞ホルモンこそが、乳ガンのきっかけとなるのです。
【脂肪分は控えめに、野菜や大豆はしっかり摂ろう】
乳がんのリスクを減らすために、脂肪分はなるべく抑えたいものです。
また、ビタミンを豊富に含んでいる緑黄色野菜や、イソフラボンを含む大豆類を摂ることで、乳ガンのリスクが減少することも分かっています。
みそ汁が乳癌には良いというのはよく聞きますが、これも大豆製品でイソフラボンを含んでいるからです。
さらに、乳がん対策に良いのがプロポリスです。
【プロポリスは乳ガンのリスクを下げる!】
プロポリスにも実はイソフラボンが豊富に含まれているので、乳ガンのリスクを下げてくれるのです。
またプロポリスには、ホルモンバランスを調整する作用もあります。
(参考記事:婦人科系の病気にプロポリスが効く)
ホルモンが増えすぎることがないよう、バランスを取ってくれるわけです。
そして、プロポリスには強力な抗酸化作用もあります。
体内で活性酸素が増えると乳ガンのリスクが高まるのですが、プロポリスの抗酸化作用作用で活性酸素を減らすことができるんです。
脂肪をなるべく控えてバランスの良い食事を摂り、さらにプロポリスを飲んでホルモンバランスを保つことで、乳がんを恐れることなくいつまでも元気でいられると何よりですよね!