植物の葉と実がガンを防ぐ
植物の葉や実には解毒作用があり、昔から治療のために用いられてきました。
笹の葉でくるんだダンゴを思い浮かべることができると思いますが、あれも天然の防腐剤なのです。
笹の葉やアロエには、ガンの毒性すら消す作用があることをご存知でしょうか?
【植物が持つ抗がん作用】
笹の葉の抗がん作用ですが、ある報告によると、末期ガン患者388人に笹の葉の成分を与えたところ、13人(7.9%)がガンに改善がみられたということです。
また、アロエにもガン抑制効果が認められています。
日本医師会雑誌で発表された、WTTCという抗がん作用のある生薬製剤があります。
これは、あの医療ドラマ「白い巨塔」の主人公、財前のモデルになったといわれている外科医である中山恒明教授(2005年没)が発表した薬です。
このWTTCに用いられている生薬というのは、藤瘤(フジコブ・トウリュウ)、訶子(かし)の葉、菱実(ヒシノミ、リョウジツ)、よく苡仁(ヨクイニン)です。
WTTCを末期の胃癌患者の手術後に飲ませる調査では、WTTCを飲用しない人よりも飲用した人のほうが生存期間が35%伸びるという結果になっています。
植物の葉や実に、これだけの抗がん作用があるのです。
【プロポリスは植物由来の抗がん物質】
プロポリスがガンに効果を発揮することは、広く知られています。
これも、プロポリスが植物に由来する天然食品だからなのです。
ミツバチが植物の新芽(スプラウト)や樹液を採取してつくるのがプロポリスです。
(参考記事:そもそもプロポリスとは?)
ですから、そのプロポリスの起源になる植物が非常に大事になってきます。
(参考記事:どのプロポリスがいい?)
寺尾養蜂のグリーンプロポリスは、ブラジル・ミナスジェライス州の高原地帯にのみ自生している「アレクリン」という植物が起源となっています。
このアレクリンから摂れる緑色のプロポリスは、フラボノイドの含有量が他のプロポリスに比べて何十倍も多く、さらに希少な殺ガン成分「アルテピリンC」も豊富に含んでいます。
(参考記事:プロポリスに含まれる成分の詳細)
ですから、ガン闘病中の方が色々と民間療法を調べたあげくグリーンプロポリスに辿り着かれることも多いのです。